バターワースエステート(旧ユリカエステート)はニュージーランド北島のマーティンボロ―にあるワイナリーで1996年に設立されました。
数千年前にマーティンボローを流れるフアンガルア川に沿ってテムナ渓谷が刻まれ、渓谷のそばにワイナリーはあります。
テムナの畑は、水はけの良い砂利質で、マーティンボロの中心街よりやや高い場所に 位置しています。
2019年創業者ウィム・ユリカは引退し、いとこのブラッド・バターワースとウォーレン・バターワースに譲りました。
バターワース家は代々ワイン造りの歴史を持ち、ウォーレンの曽祖父であるW.ヒースコートジャックマンは、カイパラ湾にあるニュージーランドで最初のブドウ園の1つを立ち上げ、世紀の最も成功したワイン生産者の1つとして認識されています。
現在はピノノアールの栽培を中心に、ソーヴィニヨンブラン、リースリング、シャルドネの4種類の品種を栽培しています。
【バターワースエステート ドライリースリング 2020】
樹齢18年目の葡萄の樹から収穫された葡萄を使用。2020年もとても暑く、また乾燥した年でした。テムナの畑は、一般のマーティンボローの畑より丘の上にあるので、夏でも夜の寒い時は、10度前後になる事もあり、凛とした感じが出やすいのが特徴です。
全て手摘みで、13〜16℃で8日間酸と糖の度合いを見計らいながら発酵させた後、タンク内でシュールリーで3ヶ月熟成。その後、ベントナイトを使用し安定させ、低いプレッシャーでフィルターをかけてから瓶詰めされました。
『高評価の辛口リースリング』
ニュージーランド人でマスターオブワインの ボブ・キャンベル氏 94点
ニュージーランド人で唯一のマスターソムリエ キャメロン・ダグラス氏 94点
原産地:マーティンボロー
葡萄品種:リースリング 100%
アルコール度数:11.5%
飲み頃温度:8度前後
内容量:750ml
備考:スクリューキャップ・ロングボトル
≪テイスティングコメント≫
淡い緑とゴールドカラー。ライムの花、グレープフルーツ、レモンの皮のアロマ。フレッシュ感のあるしっかりとした酸味と果実の凝縮感が魅力のワインです。アペリティフとしても、お食事と一緒でも、幅広く楽しめるワインです。