ペガサスベイワイナリーがあるニュージーランド南島のカンタベリー地方ワイパラヴァレーは昼夜の寒暖差が大きく、また秋は乾燥していることから ブドウの成熟期間が非常に長いため、ブドウは適度な酸味を保ちながらも風味が凝縮し最高の熟度に達するブドウが収穫できます。
ペガサスベイワイナリーの土壌は氷河期に形成された石灰石と砂礫から形成されています。日中の表土温度を高く保つ一方、痩せた土壌であるため葡萄の受精は自然に抑えられ、その結果、低収量でよく熟した風味豊かなブドウが実ります。
1991年にワインをリリースしてから、カンタベリーのトップワイナリーとして高品質なワイン造りを続けています。
また、併設するレストランは「Cuisine Magagine」で過去5年連続NZ国内最高のワイナリーレストランに輝いています。
【ペガサスベイ リースリング 2019】
開花時の不安定な天候から少ない結実となったが、その後の夏から秋の理想的な天候で果実は完璧な成熟を遂げた。収穫は例年より少し早めに行った。
収穫後すぐに優しく圧搾したフリーラン果汁を低温で時間をかけて発酵。醸造過程で自然に発生する二酸化炭素を丁寧に溶け込ませ、微かな発泡性の舌触りに仕上げる。
柑橘の白い花と花梨、青リンゴのアロマにわずかなスパイシーさが芳醇で優雅。ごく柔らかい泡が舌に弾け、爽やかな酸に縁取られたほのかな残糖が余韻を心地よくまとめる。収穫後すぐに圧搾したフリーラン果汁を低温発酵。醸造過程で自然に発生する二酸化炭素を丁寧に溶け込ませ、微かな発泡性を備える。
原産地:ノース・カンタベリー ワイパラヴァレー
葡萄品種:リースリング
アルコール度数:12.8%
飲み頃温度:8度前後
内容量:750ml
備考:スクリューキャップ / 残糖28.4g/L
≪テイスティングコメント≫
カリン、柑橘の白い花、青リンゴのアロマで仄かにスパイシーな香り。リッチで優雅、多層的な味わいで、爽やかな酸に縁取られた心地よい残糖が、柔らかな発泡の刺激とともに口中に広がる。完璧なバランスを保ちながら、爽やかな余韻が続く。