ニュージーランドの南島の北部に位置するネルソン。日照時間が長くブドウの栽培にとても適した環境です。
DanielとUrsula夫妻がヴィンテージ毎の特徴を大切にした、手作業のワイン造りを行っています。サスティナブル(持続可能)な葡萄畑で大切に育てた果実を、グラヴィティシステム(醸造過程でのワインの移動をすべて自然の重力によって行う方法)を最大限に活用した構造のワイナリーで醸造します。
こちらのワイン「シャングリ・ラ」は小規模なブティックワイナリーであるブラッケンブルックワイナリーで生産されています。
オーナーはダニエルは、オーストリアのリースリングの巨匠「Weingut Hirsch」、ドイツの「Weingut Engelhof」で働いたのち、ゲヴュルツとピノノワールに定評のある、スイス人ワインメーカー「Georg Fromm」の元で研鑽をつみました。
その他、多くの経験を経てブラッケンブルックを設立。2004年に念願のファーストリリースを迎えます。
ワイン名、シャングリ・ラの鮮やかな色合いワインラベルの絵は、全て風景画家「Marilyn Andrews」の物です。ネルソンの美しい風景が描かれています。
≪シャングリ・ラ ゲヴェルツトラミネール 2020≫
100%ブラッケンブルックの自社畑、100%サスティナブル。粘土質と砂質の層になった土壌。収穫はすべて手作業で行い、1haあたりわずか2tの収量制限にしています。葡萄は除梗せず破砕し、繊細なアロマを保つため低温発酵。ポンプはほとんど使用せず、独特な造りのワイナリーにて全て重力を利用して移動。ボトリング前の清澄は行わずに、一度だけフィルターにかけた後に瓶詰しています。
産地:ネルソン葡萄品種:ゲヴェルツトラミネール100%
アルコール度数:14.5%
容量:750ml
飲み頃温度:15℃前後
備考:スクリューキャップ/100%VEGAN/ロングボトル
≪テイスティングコメント≫
シルクのような舌触りと、食欲をそそるバラの花びらやジンジャー、クローブの香りが溢れ出すワインメーカー自慢のゲヴュルツ。豊かな香りと非常に長い余韻が特徴のミディアムドライタイプ。葡萄をしっかり熟させることで、ライチ系の香りではなく、フラワリーな香りのゲヴュルツトラミネールに仕上げています。理想的な提供温度は15℃前後。